残暑お見舞い申し上げます。
暑そうですな。
今年の日本の夏。
こっちでもNHKのニュースは放映されていましてね。
”猛暑”、”最高気温38度”、”溶けそう”なんてコメントを冬真っ只中のアデレードで見ていたわけですよ。
暑そうだな。
とは思うんですけどね。
わからん。
こっちは冬ですもの。
毎日寒い寒いと言っている中でね。
暑い国の人の心配なんてしてらんないですよ。
一応言っておきますけどね。
みなさまお身体には気をつけてください。
さてアデレードの冬。
最高気温は13~15度。
最低気温は5度ほど。
日本の冬に比べたら全然寒くないですよ。
最高気温15度ですもの。
日本の冬に比べたら暖かいじゃないの。
そう思いますわな。
でもね。
所詮表示される気温なんていうものはね。
机上の理論。
体感温度はね。
極寒。
寒いんですよ。
どこもかしこも。
日本の冬だとね。
外から屋内に入ったときにホッとするような暖かさがありますわな。
お店やレストランはもとより、バスや電車などでもね。
心身ともに暖かくなりますわな。
これがアデレードの冬となるとね。
寒いんですよ。
どこもかしこも。
お店やレストランはもとより、バスや電車などでも。
寒いんですよ。
夏の間はどこもかしこも寒いぐらいにクーラーを効かせる地球に優しくない国がね。
冬の間はどこもかしこも暖房を効かせないんですよ。
パジェロが修理を受けていた一ヶ月ほどはバス通勤を余儀なくされていたんですけどね。
まさしく拷問でしたよ。
ダウンを着ていても震えるほどの寒さの車内でね。
時折ね。
時間調整のためにバス停で停まるんですよ。
時間にして3~5分ほどですけどね。
扉は開けっ放し。
何かの刑罰ですか?
この寒さにやられてね。
風邪をひきまして。
流行っているんですよ。
オレのまわりで。
職場でね。
キッチンのスタッフもウェイティングのスタッフもバーのスタッフも風邪っぴきだらけ。
まるで病院ようですわ。
我々はね。
飲食物を提供しているわけですから。
体調が悪ければ飲食物に触れるべきではないんですよ。
でもね。
現実にはそんなことも言ってられませんから。
世界的に怠け者と認められているオーストラリア人。
その理由の一つはね。
すぐ仕事を休む。
確かにね。
彼らはすぐ休むんですよ。
「病気だ。」という電話一本でね。
労働者の正当な権利ですからね。
我々は奴隷ではないんだから、体調が悪いときは欠勤する。
正論ですよ。
最近気づいたことがありましてね。
オーストラリア人。
実際に病気になったときは休まない。
そんなわけでね。
オレの職場には病人が溢れていたわけですよ。
当然ね。
オレも院内感染。
一度熱が出た後は回復に向かったんですけどね。
咳だけがいつまでも続きまして。
夜も眠れないほどだったんでね。
薬局で咳止め薬を購入。
シロップ状の咳止め薬ですよ。
日本にもありますわな。
箱には使用方法が書かれておりまして。
おそらく日本のものと変わらないと思うんですけどね。
一応薬ですから。
読まないと。
ふんふん。
思ったとおり大体同じようなものですよ。
一つだけ大きく異なることが。
MINT BUTTER FLAVOR。
どういうことですか?
ミント・バター味って。
ミントは分かりますよ。
シロップ状の薬ですから。
飲みやすくミントで爽やかな味にしないと。
なぜ故にコッテリとしたバター味を追加するんですか?
そもそもね。
味が想像できません。
とりあえず飲んでみましょう。
服用量は一回につき10ml。
10mlね。
どうやって計るんですか?
ボトルにもキャップの内側にも線とか入れてくれてませんもの。
こうなったらね。
適当ですよ。
一応シェフですから。
目分量で10ml。
明らかに多いし。
それでは一口で。
おぉ。
これはね。
爽やかなミントの口当たりのあとにね。
コッテリとしたバターの後味。
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