謹賀新年。
明けましておめでとうございます。
前回の記事から放置すること一ヶ月以上。
気が付けばクリスマスも終わって年が変わってしまいましたよ。
この一ヶ月。
仕事の方は異常なまでの忙しさでしてね。
この国でこの業界にいる以上はね。
クリスマスに鬼のように忙しくなるのは普通のことなんですけどね。
実は忙しさ以上に精神的にコテンパンにやられてまして。
役所や銀行に商店やレストラン。
対応にあたる役人や銀行員に店員やウェイティングスタッフのいい加減さにうんざりさせらることが日常茶飯事のこの国ですけどね。
そんな人たちと一緒に働くということはね。
もう地獄としか言いようがないですよ。
このブログには愚痴のたぐいは書きたくないんでね。
これぐらいで終わりにしますけどね。
さて。
真夏の正月も4回目となりまして。
ここオーストラリア。
広大な国内には東部・中部・西部と3つの時間帯がありまして。
つまりは国内で時差が生じるわけですわ。
オーストラリアの大都市、シドニーやメルボルンにブリスベンは東部時間帯に属しておりましてね。
オーストラリアの地方都市、アデレードは中部時間帯に属しておるわけですわ。
東部時間帯と中部時間帯の時差は30分。
なんだ。
たった30分じゃん。
と思うわな。
確かにね。
日常生活をおくる上では全く気になることではないんですよ。
連邦国家であるオーストラリアでは州が違えば国が違うようなものだし。
ただね。
一つだけ気になることがありましてね。
テレビ。
もともとチャンネル数も少ないんですけどね。
各局は東部時間帯に属するシドニーやメルボルンに本拠地を構えておりましてね。
放送される番組は一応全国放送なわけですよ。
各番組の放送時間はね。
州が違っても同じ時間。
つまりはね。
シドニーで夜9時から始まる番組はね。
ここアデレードでも夜9時から始まるわけですよ。
ニュースや天気予報もね。
同じ時間に始まります。
時差が30分あるのにね。
録画やんけ。
朝の天気予報なんかね。
各都市の天気と映像が映るわけですよ。
ブリスベンの天気とブリスベン川の映像。
シドニーの天気とハーバーブリッジの映像。
メルボルンの天気とヤラ川の映像。
アデレードの天気とトレンス川の映像。
録画やんけ。
日の出の遅い冬の朝なんて一目瞭然ですよ。
明らかに現状より薄暗いもの。
ニュースと天気予報。
できれば生で観たい番組。
それでもね。
死活問題というわけでもないんで。
我慢します。
さて。
いざ2010年を迎えようという大晦日。
大イベントであるクリスマスが終わったあとの年越しは日本ほどの大イベントにはなりえず。
普通に仕事をしましてね。
翌日の元旦も普通に仕事の予定。
家でゆっくりと年越しをしましょう。
テレビでも観ながらね。
数少ないテレビ局。
その中でもカウントダウンをするのは一局のみ。
テレビの画面にはね。
年越しを迎える街にくりだしたやや興奮気味の男女のキャスターが一名ずつ。
「 さぁ皆さん。2010年を迎えるまであと15分となりました!」
「 ここハーバーブリッジを望むシドニーの○○には、こんなに多くの人が集まっています!」
それに大はしゃぎで応える群集の映像。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「 さぁ皆さん。新年まであと5分を切りました!」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「 10秒前!」
「 5秒前!」
「 4!」
「 3!」
「 2!」
「 1!」
「 はっぴぃぃぃぃにゅういやぁぁぁぁぁぁぁ!」
ハーバーブリッジからあがる無数の花火の映像。
おぉぉぉ。
やっぱりシドニーはすげぇなぁ。
って。
おい。
ぜーんぶ録画やんけ。
大事な年越しの映像がね。
30分前の録画。
こんなものはね。
翌日にニュースで観るのと同じですよ。
テレビを観ているこちら側。
大した盛り上がりもなく。
年越しの臨場感もなく。
こんな感じでね。
例年通り平穏に年越しいたしまして。
今年もよろしくお願いいたします。
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